映画「禁じられた遊び」を見た
昔、ギターで禁じられた遊びの曲を練習したことがあるが、映画は見たことが無かった。しかし遂に見た。
悲しい話だとは聞いていた。あらすじを読んでも、何となくその雰囲気は感じていた。しかし実際見てみると思ったより悲しくはなかった。少し大げさに構え過ぎていたのかもしれないが、演出がそこまで大げさじゃないのもあると思う。人が死んだり、色々と理不尽だったり、確かに悲しいところもあるのだが、それらは結構さらっと流れていくように思う。今の映画の方が寧ろやたら重かったりするから、それに慣れていると少し軽く思えるのかもしれない。といっても今の映画の方が良いという訳ではなく、寧ろ過度に大げさに見せるくらいなら、抑えめであまりショッキングでない方が好みだ。
この映画を見ていると、アニメ「アルプスの少女ハイジ」がやたら想起された。
女の子が人混みに消えていく最後のシーンは流石に感じるものがあった。昔はこんな子供が多分たくさんいて、だから少なくとも珍しい事ではないというのが唯一の慰めなのかもしれない。