映画「台風クラブ」をみた
ネタバレ無し・あらすじのみ
昔から見たかった作品。アマゾンプライムで見れるようになっていたので、早速見た。変な作品だったが、面白かった。
話は、台風で帰れなくなって、学校に閉じ込められた生徒たちが、色々と、はしゃいじゃうというもの。キャラクターが多く、誰が主人公というわけでもない。顔がよくわからなくて、誰が誰だかわからなくなったが、それは勘で乗り切った。また、話の展開もよくわからなくなったが、それはウィキペディアであらすじを見ることで乗り切った。
水着を着て、プールサイドで遊んだりする場面があるのだが、なんか妙にエロい。みんなで下着姿になって踊る場面があるのだが、こちらはそれほど、エロくはなかった。やはり、スクール水着はエロいということなのかもしれない。
基本的に、現実的な映画ではない。家出したり、強姦したり、踊りだしたり、自殺しようとしたり、どんな学校という感じだ。しかし、そんなことは別に気にならない。見ごたえのあるシーンがけっこうあり、楽しく見ていられる。
結局、何が言いたいのかは分からないが、若者の抱える得体の知れない暗いものが爆発しちゃったみたいな、わけのわからない感じは好きだった。暗いものを心の中にしまい込んでいると、ただ暗いだけだが、逆にオープンにしてしまえば、芸術になるのだろう。漫画の「惡の華」が思い出された。