宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

2021-01-01から1年間の記事一覧

父ありき

金欠なので、DVDをレンタルするお金までもけちり、アマゾンプライムで映画を見ている。この前、東京物語を見てから、また昔の日本映画ブームがやってきた。 父ありきは小津安二郎の映画である。父子家庭における父と子の関係が描かれている。この映画は、子…

西鶴一代女

最近、東京物語の予告編をYOUTUBEで視聴するのが、自分の中で流行っている。本作の音楽が小津安二郎作品の中でも一番好きなのだが、それが流れる中、俳優たちの予告編用にピックアップされた印象的なセリフが流れていくのを見ていると、それだけで東京物語の…

調書

ルクレジオの処女作、調書を読んだ。作者の作品について調べたところ、初期のものから段々テーマが変わってゆき、後期ではだいぶ違うものになっているようだ。今回読んだ調書という作品は、難解で理解があまりできなかったので、今度は後期の作品に手を出そ…

あったかい

最近、コロナの影響で、窓を開けてることが多い。大抵、暖房が入ってるけど、窓のそばで座ってると、風が入ってきて、けっこう寒い。あったかいと寒いが同時に味わえて、気持ち悪い。この前、とある休み時間にそうやって、やることもないままぼーっと座って…

映画「愛を読む人」

「リトルダンサー」を見て、すごい良かったので、同監督の「愛を読む人」を見た。 後から知ったが、朗読者というタイトルの原作があるらしい。そう言われてみると、確かにと納得した。話が良くできている。 唯、その話がよくできている点に、逆にご都合主義…

困りごと

自己顕示欲というのは、僕のように社交を恐れがちな人間にとっては、困りものだとたまに悩む。 三大欲求と言われる食欲と睡眠欲と性欲は、自己完結していても、まだ何とかなる。食事と睡眠は当然一人でこなせる。性欲は当然とは言わないが、それでも何とかな…

「君に読む物語」を見た

なんか、特に見る気もないのに、惰性で見てしまった。というのも、僕は「リトルダンサー」に感銘を受けて、同監督の「愛を読む人」を見たかったらしいのだ。タイトルが似ていたので、勘違いをしてしまった。でも、まあ、せっかく途中まで見たので、全部見た…

床屋へゆく

1000円カットで髪を切った。昔は、納得のいかない髪型にされてしまうことが多かった気がする。そして、それが結構な悩みだった気がする。でも、最近はそんなことも無くなった。注文の仕方を心得たからか、1000円カットの技術が向上したからか、多分両方だろ…

夏目漱石 「道草」

読んだ。夏目漱石の自伝的な作品らしい。話は大して劇的じゃない。淡々と進む。途中で、結末がどうなるかすらも言及されてる。読む方はそこから唯、既知の結末までの過程を追っていくだけ。でも、だからといって、面白くないわけでもない。共感できれば、面…