自作詩「疲れた時には」
疲れた時には、立ち止まるよ
王様が、歩けと命じても
親が、歩いてくれと頼んでも
テレビが、歩くことに賢い理由をつけても
猫が、一瞥して、立ち去っても
疲れた時には、立ち止まるよ
疲れた時には、外へ出てみるよ
風を吸い込み、空の色になってみるよ
そこらを散歩して、野原に寝転んでみるよ
夕焼けに置いていかれても、
明日がやってくるとしても、
疲れた時には、外へ出てみるよ
疲れた時には、悪人にもなるよ
もしも、自分が間違ってるというのなら
きっと、誰もが間違っているんだろう
もしも、自分が欲張りだというのなら
きっと、誰もが欲張りなんだろう
疲れた時には、悪人にもなるよ
約束じゃない
一人で約束なんて
できるわけがない
死んだら終わりさ
何もかも終わりさ
世界を終わらせたければ
死んじまうのが一番早い
世界なんて、せいぜい
そんなもんだね
そういうことなのさ・・・