宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

レミオロメンがやっぱり良い

この頃、また

昔、レミオロメンをよく聴いていた。結構好きだったのだが、風のクロマあたりからあまり好きだと感じられる曲が無くなりはじめ、花鳥風月でさらにその傾向が強くなった。それで一時期、あんまり聞いていなかった。藤巻良太としてソロ活動をしているときに、オオカミ青年とかちょっと聞いたりもしていたが、それも何か歯に食い物が挟まっているかのように納得できないものが少しだけあって、そのせいで何度も聞くことにはならなかった。でも、最近またレミオロメンを聴いている。といっても、花鳥風月以前のものが中心なのだが。ただ花鳥風月もこの頃は、いいような気がしている。starting overとか立つんだジョーとかも初めは抵抗があったが、よくよく聞いてみるといいじゃないかと思う。

心境の変化

許せるようになったというと何様なんだということになるが、でも実際そういう感じ。昔はレミオロメンが段々と変わっていっているという印象を抱いていた。実際、それは確かだと思う。レミオに抵抗を感じるようになってから、バンドが変わっていくのか自分の感性が変わっていくのかとよく考えもした。それでいつも、共に変わっている、が答えだろうと結論を出した。全てが変わっていくのだ。それが真実である。なので、こればかりはもう仕方ない。僕の友人にもレミオ好きがいるのだが、友人は一貫して昔も今のレミオも好きだと言っていた。しかし僕はどうにも変化が嫌で、今のレミオを手放しで良いと言うとウソになってしまう自分を感じていた。だから、どうにも本当のことが口にしずらかったものだ。

しかし、今では、時が経過して僕の方の受け取り方も変わってきた。それで今改めて、レミオの曲を聴いてみると、やっぱりいいじゃないかと。花鳥風月は相も変わらず納得できないところもあり、たぶんこれは消えないのだが、風のクロマには昔気づけなかった良い曲があると、気づくことができた。例えば、もっと遠くへ。これは多分、レミオが好きな人なら、名曲であることは当たり前かもしれない。でも恥ずかしながら、僕はこの曲も昔は初めからあまりちゃんと聞いていなかった。今になって、名曲だと気づいた次第である。どんな自己啓発本よりも良いと思うくらい歌詞がいい。それ以外にも、リズム。これもいい。歌詞がいい。あとRUN。これは昔はあんまりだったが、今ちゃんと聞けば良い。あと、茜空。しかしこれは昔も好きだった。昔から好きな曲もある。茜空とアイランドは昔から好き。しかし、今聞いてみると、花鳥風月さえレミオらしさがないかといえばそんなこともない。やっぱり花鳥風月に見られる歌詞の感じは昔あった要素の延長のように思われる。花鳥風月の中で一番良いのは東京かな。Cメロはどれもやっぱり良い。いや、メロディーはどれもかなりいいのだ。問題は歌詞なのだ。そればかりがやっぱり引っかかるのだ。

個性が爆発してるので初めはとっつきにくい

レミオロメンの曲は大抵がスルメ曲で、初めて聞くときは、良いと感じるよりかは戸惑ってしまうことが多い。これ、どうなんだろう?また、すごい曲作るなあ。という感じ。メロディーも歌詞も結構癖が強い。しかし、何回か聞いているうちに慣れてくるといい曲だと感じられるようになる。そういうパターンである。

花鳥風月の何が嫌か

花鳥風月の何に抵抗を感じたかと説明するのは難しい。ただ、歌詞であることには間違いがない。音楽的な要素に関しては流石にレベルが高いと感じるし、良いと感じる。だからこそ、抵抗もありながらもたまに聴いているくらいだ。それじゃあ、歌詞のどんなところに抵抗があるか?

レミオの好きなところ

僕の感覚では、レミオロメンの良さの一つというのは、あまり格好つけていないところにあると感じている。ビジュアルというよりは、歌詞的な意味で。歌詞のすごさでいえば、例えばミスチルとかバンプオブチキンはレベルが高い。彼らの曲もたまに聴くし、好きである。何より歌詞のすごさに感嘆する。メロディーに乗っかるように歌詞を、それもただの歌詞ではなく、的確で良い歌詞を考えるその器用さ、技術は確かに芸というべきもので、こんなことは誰にもできないと思わせる。レミオロメンの歌詞もすごいのだが、ミスチルバンプには敵わないかなと思う。

でも、僕は不思議とレミオロメンが好きだ。あんまり聞かない時期もあるが、また戻ってきて、リピートしてしまう。なんでだろうとたまに考えるのだが、その結論として出てきたのが、レミオロメンはあまり格好つけてない感じがするという話なのだ。うまく言えないが、繕って上手く魅せるというよりかは、繕うことには頼らず内面を磨くことによって魅せようと心掛けているような純粋さ、真面目さ、不器用さが感じられるような気がするのだ。それは自然にインディーズ感があるということにつながるかもしれない。

改めて、花鳥風月の何が嫌か

花鳥風月では、ちょっと格好つけているような気がする。そこに無理があって変な感じを醸しているような気がする。ただ、それでもレミオらしくないということはない。やっぱり藤巻さんが考える歌詞だという感じはする。だから、変化したのは明らかだが、変化していないものもあって、それ故に何がどう変化したかと的確に説明するのは難しい。なので、この辺でやめておく。とにかくレミオがなんだかんだ好きだということが分かったという話。