映画「惑星ソラリス」の感想
点数:80/100
<あらすじ>
惑星ソラリスの不思議な現象を調査に来た主人公。宇宙ステーションの中で、昔死んだ妻が現れ・・・
<感想>
けっこう長い映画で、2回に分けて、みた。一気に見るのはしんどかった。というのも、静かな演出が続くので、途中で眠くて仕方がなかった。最初に驚いたのが、カメラがずっと車からの景色を撮っているシーンだ。車がトンネルを抜けて、街に入ってというその間、延々と景色を映してるだけ。ずいぶん長く撮るなあと思ってからも、まだまだそれが続いたので、驚いた。といってもただの風景映像とは違っていて、暗いトーンのあじのある映像ではあるから、全くつまらないとは言えないのだが・・・とにかく独特な映画だった。個人的には独特な映画は嫌いじゃない。映像には力が入っていて、良かった。SF映画なのに近代的な街など全く出なくて、田舎の普通の風景から始まる感じも異色で面白かった。でもどうにも眠くなってしまった。長いなと感じた。 結局、ソラリスってなんだったのか、イマイチピンとこない。それに、哲学的なセリフがあったりするが、それも小難しくて、とっつきにくい。意味深なだけという気もする。個人的には、あまり哲学的な探究心がないので、そういうところで退屈だった。