2023-03-19 自作詩「小学生ら」 自作詩 細長い公園で、小学生らが遊んでいる。 男の子は、ドッジボールをしている。 女の子は、ベンチを囲んで、喋っている。 すぐそばにいながら、彼らは、 わざわざ別々に遊んでいる。 きっと、これが一番、良いのだろう。 そう思って、私は通り過ぎる。 男の子がボールを投げたり、 女の子がお喋りに笑ったり、 その隙間に、一瞬、訪れる 放心のような、熱意のような。 ここに、私の答えと彷徨いがある。