宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

自作詩「女子高生の後ろ姿」

目の前を制服の

女子高生が歩いている

白く、寒そうな膝裏が

本当の武器だというように

スカートの下から

俺のことを見下ろしている

 

俺は性器を硬くして

女子高生を追い越しもせずに

冬の風になすがままに

性欲だけが、相手をなくして

雪の上で、虚しく踊るのを眺めていた

 

いや、俺は振り向きはしないよ

俺だとか、僕だとか、私だとか、

そんな糞みたいな擬態にも

もう、うんざりしている

 

いつまでも踊ってろよ

俺は女の顔にも興味ない

全部、茶番だ

 

雪が溶けたら

ベチャベチャに汚れた

路面が現れるだろう

それもまた、町だからな

少なくとも、落ち込むようなことじゃない