宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

映画「人生模様」

 

<あらすじ>

短編小説の神様O・ヘンリーの代表作5篇を当時のFOXの一線級がオムニバスで映画化。第1話「警官と讚美歌」は、気位高い浮浪者が避寒対策に無銭飲食などをして留置所入りを目指すも、ことごとく失敗するという話で最後に皮肉な落ちがある。H・コスター演出で、主演のロートンがさすがにうまい。

 

<感想>

O・ヘンリーの作品は、「賢者の贈り物」しか読んだことがない。しかし、その経験から、発想の面白さが魅力の一つなのかなと感じていた。こういう、話自体に驚かされるような話の場合、むしろ話について何の予備知識がない方が良いと思う。勿論、話を知っていても、映画版として楽しめるという人もいるだろうが、僕は知識がなかったので、この映画をより一層楽しめたというような気がしている。

病人が枯葉に自身の余命を投影する、あのよくあるノリは、ここから来ていたのかと、初めて知った。