映画「あの頃、君を追いかけた」を見た
ネタバレ無し・あらすじのみ
日本のリメイクではなく、もともとの韓国版を見た。とても面白かった。
作品の中で、日本人の名前が出てくる。スラムダンクの作者井上雄彦だ。確か、セリフは「井上雄彦、死んだらしいよ。」だったっけ?そのほかにも、大学でアニメオタクに出会うという場面もある。こういう描写は意外だった。本当に、こんな風に、日本のカルチャーが向こうの若者には浸透しているのだろうか?監督が結構アニメにも詳しい人なのかもしれない。日本人として、少し嬉しかった。
この映画は、基本的にコメディだ。しかし、ただのふざけた映画ではなく、青春をしっかり描いてもいる。セリフはとても気が利いているし、ストーリーもとてもいい。上述のアニメとも関連して、ノリは少年漫画っぽい気がする。でも、アニメや漫画にありがちなご都合な展開とは違って、しっかり現実を感じさせる。ラストシーンは、とても良かった。これぞ、娯楽映画!と賛美したい。