私立小学生/アグ烈とNHKにようこそ
晴れの日。
****
駅へ向かう途中、私立っぽい小学生が、同じく駅へ向かって歩いていた。
結構、朝早い時間だったので、小学生、大変だなと思った。
しかし今日は偶々、電車の中でも、そういう小学生を三人も見かけた。
女の子二人はドアのところで、ひそひそ話していた。
男の子は私の隣に座っていた。
****
アグレッシブ烈子を見てて、不意に、NHKにようこそを思い出した。
何でだろうと思って考えてみたら、アグ烈とNHKにようこそは、物語の進み方が似ていると気づいた。
どっちも現実逃避との戦いの話であり、現実逃避的行動→失敗→反省絶望→成長みたいなプロセスがひたすら続いている。
でも、もっと良く考えてみたら、そもそも主人公が成長してゆく系のドラマって、みんなそうなんじゃないかという気もした。
つまり、成長というのは、現実と向かい合えるようになるということに他ならない。
それで、現実逃避の激しさでいうと、NHKにようこそ>アグ烈となるだろう。
だから、NHKにようこその後の話がアグ烈、みたいになるとも思える。
しかしとりあえずこの二つを見ておけば、現実と向き合う系の奴は良い感じに修了するに違いない。