宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

アニメ映画「神々の山嶺」を見た。

アマゾンで、プライム動画になっていたので、アニメ映画「神々の山嶺」を見た。

原作は夢枕獏、画は谷口ジローで、映画はフランス制作。

谷口ジローは、フランスで激しくリスペクトされてるらしい。

 

<あらすじ> Wikiより引用

メンバー全員が45歳以上で構成される中年のエベレスト登山隊は、2人の滑落死者を出し失敗に終わる。遠征に参加したカメラマンの深町は帰国する隊員と別れ、あてどなくカトマンズの街を彷徨う中、ふと立ち寄った古道具屋の店先で年代物のカメラを目にする。

エベレスト登山史上最大の謎とされているジョージ・マロリーの遺品と見た深町は即座に購入するが、カメラは宿泊先のホテルから盗まれてしまう。カメラの行方を追ううちに、ビカール・サン(毒蛇)と呼ばれる日本人から盗まれた故売品であることが判明するが、故買商からカメラを取り戻すために深町の前に姿を現したビカール・サンは、かつて日本国内で数々の登攀記録を打ち立てながら、ヒマラヤ遠征で事件を起こし姿を消した羽生丈二その人であった。

帰国後に羽生の足取りを追った深町は、羽生が登山家としては既に峠を越した年齢でありながら、エベレストの最難関ルートである南西壁の冬季無酸素単独登攀を目論み、その最中にカメラを発見したことを察知する。恋人との生活も破綻し目標を見失いかけていた深町は、羽生の熱気に当てられるようにカメラの謎と羽生を追い始める。

 

<感想>

渋い。良かった。

雪が風に吹かれる様とか、自然の描写が丁寧だった。谷口ジローは読んだことないが、絵に対する丁寧な書き込みをする人っぽいな、とは思ってた。だから、その点では、ア原作に対する敬意と共感を感じた。

日本文化の描写も、当然、フランスが描く日本となっている訳だが、丁寧に描かれてると思った。特に変な感じはしなかった。原作もあるから、その辺は、上手くできるのかなあ。

この映画を見て、昔の漫画って、やっぱりレベルが高いなあと思った。こういう原作があるんだったら、こんな風な企画を、もっとやってもいいような気がした。