宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

映画「メイズランナー」の感想

「メイズランナー」を見た。点数:85/100。

<あらすじ>

ある日、主人公がエレベーターみたいなもので地上に上がってくると、そこは高い壁に囲まれた閉鎖的な場所だった。そこには、主人公より早くにここに来たという別の人々がいて、共同体を作って、暮らしていた。主人公には記憶がなく、かろうじて自分の名前が思い出せた。他の人たちもみんな記憶が曖昧らしかった。

周囲を囲む高い壁は朝になると開き、夕方になると閉まるらしい。その間、壁の向こうにいくことはできる。壁の向こうは迷路になっており、ランナーと呼ばれる男たちが、走って地図を作っているという。壁が閉まる前にスタート地点に戻ってこれないと迷路に閉じ込められる。迷路には何かがいるらしく、閉じ込められた人間は間違いなく死ぬ。

主人公は命がけでもここから出るべきだと主張するが、そこで何年も生活してきたリーダー的な人物は、慎重になることを主張する。色々対立もあるが、ある日、主人公が、迷路の中に閉じ込められてしまい・・・

<感想>

あらすじは長くなったが、この映画には設定があるので、説明が必要だ。その設定が段々と明らかになっていくのが序盤の展開だ。ここはどこなのか、周りの人々は何者なのかという素朴な疑問から始まる。この辺りからすでに結構面白い。設定が色々ある映画ってその分、把握するのに面倒くさかったりするのだが、この映画ではそういうことがなく、むしろ答えが気になってしまった。

話を見ていて思い出したのは、映画「CUBE」だ。この映画も、閉じ込められた人間たちが命がけで脱出するという話。話としては近いような気がしたが、意外にもCUBEと同じじゃないかという感想は出てこなかった。普通に新しい話として見ることができた。

途中でアメリカのドラマっぽいという気もした。これ、迷宮から出ても、実は世界が終わってて、そこからまた話が始まって、延々と話が続くパターンじゃないかと思った。ダンガンロンパも浮かんできた。結果的に、この予想は当たらずも遠からずで、この映画は3まで続くようだ。2を見るかどうか悩んでしまうが、見ないんじゃないかという気がする。1だけでも十分面白かったし、これ以上新たな展開がある気もしない。

とにかく、単純に話が面白かった。新しい謎がどんどん出てきて、それが明かされていくのは爽快だった。息をのむアクションもあり、最後まで目が離せなかった。正直、途中で2回に分けて見ようかと思っていたのだが、一気に全部見れてしまった。それくらい面白かった。