宇宙のことが心配です

好きに色んなことを書きます。日記が中心です。本、映画、漫画、アニメなどで暇を潰す事が多いので、その手の感想も書くかもしれません。

不調の兆し

 体に不調の兆しを感じる。頭がボーっとするし、気分もよくない。もっとも気分が良くないのはいつものことだ。むしろそのせいで体調が崩れかけているのかもしれない。病は気からというわけだ。冷房の効いたところで過ごしているのも原因だという気がする。冷房の効いたところと暑いところを交互に移動するときの温度差にやられたという気もする。体調が少し崩れると気分も悪くなってくる。ますます体調が悪くなりそうだ。不安なので自室の冷房を弱めに設定した。

 「大いなる遺産」を百ページ読み進めた。読みたいという気持ちはなく、あるのは義務感ばかりだ。読むのが面倒くさかったが、読んだ。これを読むというのが、自分の決めた唯一のことなのだ。読まなければもはや自分には何もない。読んでいるとき、あと何ページ残っているかを何度も意識した。誰だか思い出せない人が出てきてもわざわざ調べようともせず、大体で読み進めた。それでも読んでいると面白いところがあった。ピップが遺産を受け取り、ロンドンへ出てきたところまで読んで、百ページは終わった。百ページが終わってみると気が楽になって、今度はもう少し読もうかという気になった。しかしそういう惰性は避けた方がいいと思った。決めたとおりに読んで、計画通りに読み終えるべきだ。そうしないと生活のメリハリがなくなる。

 道を歩いているときなどに、頭の中はいつもの思考に落ちていった。考えることは自己否定でいっぱいだった。何を考えても最後は自分にはできないという結論になった。全ての道が塞がっているような気がした。閉塞感がずっと続いた。働かなければという義務感はあるが、働けるという気はしなかった。その葛藤が頭の中でぐるぐる回った。自分は一生人生を苦痛としてしか捉えられないに違いないと思った。

 何もやりたいことがなくて見たいと思えるアニメを探した。「ようこそ実力至上主義の教室へ」の一話を見た。といってもアニメをじっと見るという時間が耐えられず、クラロワをやりながら見た。登場する学生たちがいい感じで、調子に乗ってるのが良かった。それと主人公が根暗なのが面白かった。この根暗主人公は自分の根暗をあまり気にしていないように思えた。根暗を個性としてしまっているようだ。それを見ていたら何だか気が軽くなった。根暗でもいいじゃないか、仕方ないじゃないかという自己肯定感がわいてきた。根暗を個性としていくというのが一つの道のように思えた。とはいえアニメの方はあまり見続ける気にならず、二話目は見ていない。面白いというのはきっと意志の力が関わっているのだ。だから意志の欠けた自分にはなかなか面白いというのは難しいのだ。

 とはいえやることはやっぱりなくて、「ブロスタ」というゲームを始めてみたり、「亡念のザムド」というアニメを観たりもした。ブロスタはクラロワつながりだが、やはり面白さが分かった。この感触だとしばらくはやり続けることになるだろう。亡念のザムドの方はあまり集中できなかった。面白い方だというのは分かった。でももしかしたら見続けるかもしれない。まだよくわからない。